選択の自由、と開ける扉

  • 2015.02.24 Tuesday   18:20
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    大変間が空いてしまいました。言い訳はやめておきます・・・

    ベアレン醸造所の嶌田(しまだ)です。

     
    このコーナーは、「いいでしょこれ!と自慢する」をテーマに、私の酒遍歴をご紹介しています。
    前回はこちら


     

    アードベックという大変に癖の強いシングルモルトに出会った私。何とかそれを自分の物にしたいと、それからというもの、かならず一日一杯はアードベッグを飲みましたね。安いお酒ではなかったからなかなかの出費でしたが、もうこれは私とアードベッグの勝負。しかし、なかなかこいつは手ごわく、私に微笑んでくれようとしない。でも、意地になってアードベッグを飲み続けましたね。私の大人への扉の一つだったのかもしれません。
     
    やがて、そのヨードチンキのようとも言われる独特のヨード香が好ましい風味に感じるようになってきます。こういうことかな、と感じ始めた時は、もうこちらのもの。バーに行くと締めの一杯には頼んででも飲みたくなってきます。
    今ではアードベッグは私の酒ライフを彩る、なくてはならないパートナーです。あのヨード香がたまらなく飲みたくなる時がある。あの時あきらめないで本当に良かったと思います。ちなみに、アードベッグはこの後に一度閉鎖され、その後復活したので、私がこの時に飲んだのは先代ということになります。多分に感慨が多く含まれていますが、当時のアードベッグの方が孤高で近寄りがたい存在だったように感じます。



     
    説教臭くなりますが、最近、ビールを飲めないという若者にたまに会います。私たちの時代ではビールが飲めなければお酒が飲めないのと一緒だったので、最初はあの苦い液体を我慢して飲んだものですが、そうしなくても今では飲みやすいお酒が多くなり、選択の自由も増えました。
    けれど、この挑戦の日々を思い出すたび、私は浅はかな少ない経験での判断で、自分の可能性の扉を閉じるのは本当にもったいないことだと思うのです。その先にどんな楽しい世界が待っているのか、いや、期待ほどのものはないかもしれません。けれど、その扉を開けた者にしか、その先の光景を見ることはできないのだから。
     
    このシリーズは今回でいったん終了とします。

    来週よりきちんと毎週更新いたします・・・


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    *WEBマガジン*
    <ベアレンのインナーチャイルド・マーケティング>
     
    <インナーチャイルド・マーケティング>は、毎日更新のウェブマガジン。
     
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    広げるという仕事術。私たちの職場のクチグセにあわせて毎日更新中。
     
     遊びにもきちんとルールを設ける
     『この指とまれ』で仲間を増やす
     『いいでしょこれ!』と自慢する
     『場』をつくる。まずやってみる
     前と同じことは繰り返さないこと
    ☆ 英国パブ巡り報告

     
    岩手の地ビール「ベアレン醸造所」は、うまいビールで食卓をハッピーに!
    を合言葉に、岩手県盛岡市で本格ドイツスタイルビールを造っています。
    http://iwatebeer-de-happy.com/
     

    私に立ちはだかったお酒

    • 2015.01.30 Friday   11:03
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      ベアレン醸造所の嶌田(しまだ)です。
       
      このコーナーは、「いいでしょこれ!と自慢する」をテーマに、私の酒遍歴をご紹介しています。
      前回はこちら
       
      お酒のストーリーや歴史、そういった背景からお酒の虜になった私。スタンダードカクテルから興味を持ちましたが、やがてそれはバーボン、スコッチ、モルトウイスキーへと変遷していきました。その頃の私のバイブルが講談社刊の「世界の名酒事典」でした。最近は買っていないので変わっているかもしれませんが、前半がウイスキーやスピリッツ、リキュールなどで後半がワインでした。



       
      始めて見るお酒があると、まずその事典で調べます。一つ一つのお酒が写真入りで、その歴史、ストーリーが丁寧に書かれていて興味をそそられました。前半のページはボロボロになるほど毎日見ていました。当時、ワインはまったく知らず、後半のワインのジャンルは手つかずできれいなまま。私がワインに出会うのはまだもう少し先です。
       
      このころ、私に立ちはだかったお酒があります。スコットランドのモルトウイスキーでアードベックグいうお酒です。モルトウイスキーは大きく4つの地域で分類されます。ハイランド、ローランド、キャンベルタウン、アイラです。



      〔現在のボトル。当時はもっとシンプルなデザインだったように思います。〕
       
      このアイラ。4つのモルトウイスキーの中でももっともピート香が強く癖のある原酒です。それまで本で見たお酒があるとまず飲んでみるのが癖でしたが、アイラのモルトウイスキーの中でも最も癖が強いと言われたアードベッグを初めて飲んだ時は強烈でした。強いピート香はあとかもセメダインを飲んでいるかのよう。一杯飲むのに大変苦労しました。その時、私はこう思ったのです。
       
      「このお酒を自分の物にしてやる!」

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      私が、美味しい、より大事なこと。

      • 2015.01.24 Saturday   11:39
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        ベアレン醸造所の嶌田(しまだ)です。
         
        このコーナーは、「いいでしょこれ!と自慢する」をテーマに、私の酒遍歴をご紹介しています。
        前回はこちら
         
        大学2年の時、私の希望とは全く別に銀座のカフェバーでアルバイトを始めることになった私。
        当時はスタンダードカクテルが流行していたころで、カフェバーではモスコーミュール、シンガポールスリング、ジントニックと言ったロングカクテルや、マティーニ、ギムレット、ダイキリといったショートカクテルがよく飲まれていました。
         
        大学生になってお酒は飲んでいた私ですが、学生には酎ハイがせいぜい、カクテルなんてまったく何も知らなかった私でした。しかし、すぐにこれは面白い!と感じました。



         
        普通、お酒に対する興味は「美味しいか、美味しくないか」これが一番なんじゃないかと思います。
        「ソルティドッグってどう?」
        と聞かれれば「美味しいと思うよ」と答えるのが一般的だと思います。
        知っている人でも「グラスのふちについている塩がいいよね」というくらいかと思います。けれど、私は仕事として最初にカクテルに出会ったので、それがどのように作られているのか、なんでソルティドッグと呼ばれるのか、どのようにして生まれたのかと言ったそのお酒の裏側を知ることができました。
         
        そこが面白い、と思ったのです。今でもそうですが、自分自身のおいしいか美味しくないかと言った主観は自分の中ではそれほど大きな問題ではありません。基本的にどんなお酒でもエラーでなければ美味しさを感じることができますし、歴史を経たお酒でそれを感じられないのだとしたら自分が未熟なのだと思っています。
         
        飲みたくなる、お酒のストーリーが大切。この私の価値観はお酒での出会いのこんな時にもう芽生えていたように思います。


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        私はなぜ、お酒が好きになったのか。

        • 2015.01.16 Friday   11:38
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          ベアレン醸造所の嶌田(しまだ)です。
           
          このコーナーは、「いいでしょこれ!と自慢する」をテーマにしています。
          そもそも私の好き、との共感を訴えるマーケティング、インナーチャイルドマーケティングの根幹は私がお酒を好きになったことにあります。このお酒の楽しみをビールの世界でも、というのが事の発端です。


          baeren_Profile.jpg
           
          私はどんなお酒でも飲みます。様々な出会いを通して、あらゆるお酒に接し、深めてきました。そんな酒一色の私の人生を通して、今、日本人が最も知らないお酒はビールだと思い、そのビールの楽しみを広げることを職業としています。
           
          そんな私はお酒にどんな価値観を持っているのか、「いいでしょこれ!」の根っこは何なのか、それを探るべく、私の酒遍歴の一端をご紹介していきたいと思います。
           
          私がお酒の魅力に取りつかれたのは、大学2年生の時です。
           
          通学の途中で行ける銀座の喫茶店で働こうと思っていたら、私の意思とは関係なく系列のバーで働くことになってしまったのがきっかけでした。
           
          薄暗い店内、見たこともないお酒がずらりと並ぶ棚、すべてが初めての世界でした。



          〔イメージです。〕
           
          人生は時折、自分の意思とは関係ない力によって変えられるものです。私にとって、このお店でのアルバイトがその一つでした。
           
          アルバイト初日、何も教えられずに注文とって来い、とお客さまの下へ行った私。オーダーの言葉が全く聞き取れず、言われるがままにメモを取って先輩スタッフに見せます。
           
          「ああ、モスコミュールね。」とあっさり。
           
          当時、銀座のOL
          のお姉さま方にはモスコミュールが大人気でした。昭和60年代、チューハイブームが落ち着きを見せ始め、スタンダードカクテルが流行し始めた年、その真っ只中に私は放り込まれたのでした。

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          マーケティング戦略を成功させるには。

          • 2014.12.24 Wednesday   11:42
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            ベアレン醸造所の嶌田(しまだ)です。
             
            水曜日は「いいでしょこれ!と自慢する」をテーマにベアレンの商品作りを紹介しています。
            前回より、今月新発売しました「イングリッシュ・サイダー」の商品作りについてご紹介しています。
            前回はこちら
             
            具体的施策である4P(Product、Price、Place、Promotion)は、それぞれに考えながら一体感、統一感を持ったストーリーがあることが大切だと思います。
             
            今回、商品作りに際して、新たな商品提案、果実酒の発売ということもあり、ベアレンブランドは押さえ、ボトル、ラベルなども一新を図りました。その際にターゲットであるペルソナ(前回参照)をイメージしてサンプルで上質なデザイン、オーガニック感そんなものをテーマにしました。



             
            その上で商品だけでなく、プロモーションにおいてもチャネルを飲食店メインにするとしましたので、飲食店ツールをラベルデザインの世界観で統一を図りました。これは好評をいただき、今まで弱かった飲食店市場に取り扱いを増やすことができました。



             
            商品作り、マーケティング戦略についてお話ししてきましたが、やはり一番大切なことは情熱だと思っています。カッコイイ戦略を立てても継続して取り組む気持ちがなければ絵に描いた餅にすぎませんし、最初は良くても継続しません。
             
            イングリッシュ・サイダーにおいても、発売時は話題性もあり好調なスタートですが、このマーケティング戦略を成功させるためにも、絶対成功させるんだという気概、継続して取り組んでいく気持ちが大切だと思っています。
             
            このテーマは今回で終了になります。


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            月曜更新の記事: 遊びにもきちんとルールを設ける
            火曜更新の記事: 『この指とまれ』で仲間を増やす
            水曜更新の記事: 『いいでしょこれ!』と自慢する
            木曜更新の記事: 『場』をつくる。まずやってみる
            金曜更新の記事: 前と同じことは繰り返さないこと
             
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