小さな会社の告知戦略

  • 2016.01.13 Wednesday   15:09
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    ベアレン嶌田(しまだ)です。

    突然ですが、皆さんは映像化された作品を、原作を読んでから見るか
    映像を見てから原作を読むか、どちらが多いですか?

    私は圧倒的に前者ですね。

    先に映像を見た場合、よほどのことがないと原作を読んでみようとは
    思いません。映像化のイメージが強すぎて、想像する楽しみが半減
    してしまうと思うんですよね。

    また原作を読んでいて、それが映像化された場合も、その原作が好きで
    あればあるほど、映像化を見たいとは思わないんですよね・・・
    でも、ケースとしてはこちらのほうが多いのも事実です。
    そして、大体の場合、がっかりします。

    原作に対する思い入れだったり、イメージが強すぎて、なんかしっくり
    来なかったり、自分が良かったなと思うことが表現されていなかったり
    することが多いです。皆さんはどうでしょうか?

    あ!

    前振り、本題と全然関係ないです。
    でも、今年は仕事術だけでなく、私のなにげないつぶやきも書いて
    行きたいと思っていますので、こちらもお付き合いください。

    なお、今日の話は来週も続きます。


    さて、本日は小さな会社の告知方法についてです。


    先週の週末、当社にて恒例の新成人にベアレンビールをプレゼントする
    企画を開催しました。



    お酒を飲み始める年齢に、地元にあるうまいビールを知ってもらいたい
    そんな願いを込めて、毎年開催しています。
    年々、来てくれる人が増えて、今年は60人の新成人にビールをプレゼント
    しました。



    このくらいの小さな企画だと、テレビや雑誌などに広告を打つほどの
    予算はありません。通常、当社が持っているツールやチラシを配ったり
    といった手法に頼ることになります。

    当社の場合、そんなツールには以下のようなものがあります。

    ブログ・・・一日あたりユニークユーザー200人台
    フェイスブック・・・6000いいね、くらい
    ツイッター・・・フォロワー4000人強
    DM・・・グループがいくつかありますが、1000人弱
    メルマガ・・・配信元はいくつかありますが合わせて15000人くらい
    ラジオ番組・・・月に2回、5分の提供番組

    だいたい、こんな感じでしょうか。

    しかしこれだけでは到底、足りません。この新成人企画の場合、最初の年は
    このツールを使って告知してきてくれた新成人は一ケタでした。


    理由の一つには、この私どものツールは主に、ベアレンを知っている人、
    ベアレンが好きな人が対象です。
    新成人は含まれていないんですね。私どもの持っている告知ツールは
    多くの場合、直接、新成人には届かないんです。

    それでは当社はどうしたのか。

    もちろん、持っているツールは使います。加えて、普段はあまりつかなわい
    ところにも告知をします。例えば、タウン誌の告知欄、これは無料です。
    早めにエントリーして営利目的でなければ掲載の可能性高く、けっこう
    見られています。



    チラシもホテル(着付けなどで利用する)、若者に人気の飲食店、スキー場
    などに設置してもらいました。

    結果は過去最多の方々にお越しいただけたんですが、お越しの方へ
    どこでこの企画を知ったか聞きました。

    一番は、親、友人、知人からの口コミでした。半数近くはこれでした。
    次いでタウン誌の記事やチラシ、SNSが同じくらいで合わせて半数近く
    ラジオは最も少なく5%程度でした。

    私がこのことから感じるのは、一歩目が重要ということです。

    SNSで知った方も多数はシェアされた記事などで知っていますので、
    告知ルートの多数は、ベアレンからの直接の情報ではなくて、第3者を
    介して知っているのです。

    でも、初めの年はこの口コミが起きなかった。いわば二歩目が起きなかったのです。

    なぜか。

    それは一歩目(当社の告知方法)が、二歩目(口コミ)につながらなかった
    からだと考えています。三歩目が新成人本人だとすると、三歩目を意識した
    一歩目でないと意味がない、ということです。

    普段の私どものターゲットは新成人ではありませんので、通常の告知ルートで
    二歩目、三歩目が生まれやすい構造になっていると思います。
    けれど、今回のようにターゲットが変わるときには、一歩目の考え方が
    とても重要になるのです。

    一歩目、来年はもっと練って、精度を上げていきたいと思っています。


    ちなみに、三歩目から四歩目の人が増えたのが特徴でした。
    三歩目は新成人ですから、新成人同士で口コミが結構あったのです。
    これは、ベアレンというブランドが若者の間でも口コミを喚起しやすい
    ブランドに育ってきた表れかとうれしく感じました。

    新たな取り組みはこんな、発見ももたらしてくれます。


    =============================
     
    *WEBマガジン*
    <ベアレンのインナーチャイルド・マーケティング>
     
    <インナーチャイルド・マーケティング>は、毎週更新のウェブマガジン。
     
    子供心を大切に、好きなことを一生懸命に楽しみ、その共感の輪を
    広げるという仕事術。そんなベアレンの日常をご紹介していきます。
     
    岩手の地ビール「ベアレン醸造所」は、“うまいビールで食卓をハッピーに!”
    を合言葉に、岩手県盛岡市で本格ドイツスタイルビールを造っています。
    http://iwate.beer

    ベアレンの創業ストーリーが初書籍化!
    「つなぐビール 〜地方の小さな会社が創るもの」ポプラ社
    http://tsunagu.beer

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