頒布会を企画するうえで大事な3つのこと。

  • 2014.08.06 Wednesday   17:48
0
    ベアレン醸造所の嶌田(しまだ)です。
     
    水曜日は「いいでしょこれ!と自慢する」をテーマにベアレンの商品作りを紹介しています。
     
    前回からベアレンの名物企画「頒布会」についてご紹介しています。
    前回はこちら
     
    秋の特別醸造ビール頒布会は、毎年9月から11月の3か月コースで、8月初旬からご予約受付を開始します。2007年からの企画で、当初は私自身が企画していましたが、その後は各部署よりメンバーを選出し、チームで企画を考えています。
     
    その際、私が必ず指示するポイントは次の3つです。
     
    ・テーマ
    ・限定感
    ・ノベルティ
     
    中でもテーマは最も重要です。前も書きましたが、3ヶ月続けて、確実にお客さまに商品をお届けできるという企画は他にありません。そこにテーマ、つまり世界観を付帯しない手はありません。その世界観がお客さまにとっては学びにもなりますし、新たな楽しみの発見につながるかもしれません。ベアレンにとってもブランドプライオリティのアップにつながります。

     

    そしてこの世界観作りが、他の二つ、限定感とノベルティにもつながってきて、全体の企画がまとまってきます。ですので、チームにはまず、今年の頒布会のテーマを考えるように指示しています。
     
    ちなみに、過去のテーマは以下の通り。
    2013年 「ドドーンと10種類!清濁ビール飲み比べ」
    2012年 「ビールで紡ぐ日常と非日常、イギリスVSドイツ」
    2011年 「本格ビールで岩手を味わう」
    2010年 「白黒つけよう!ビール三大王国の濃淡ビール飲み比べ」

     

    そして今年のテーマは「ビアライゼ!バイエルンを飲み干す3ヶ月」です。この続きは次週に。
    気になる方は以下のページで今年の企画をご覧いただけます。
    http://baeren.jp/bs2014a


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    月曜更新の記事: 遊びにもきちんとルールを設ける
    火曜更新の記事: 『この指とまれ』で仲間を増やす
    水曜更新の記事: 『いいでしょこれ!』と自慢する
    木曜更新の記事: 『場』をつくる。まずやってみる
    金曜更新の記事: 前と同じことは繰り返さないこと
     
    岩手の地ビール「ベアレン醸造所」は、うまいビールで食卓をハッピーに!
    を合言葉に、岩手県盛岡市で本格ドイツスタイルビールを造っています。
    http://iwatebeer-de-happy.com/
     

    頒布会、ベアレン名物企画について。

    • 2014.07.30 Wednesday   16:59
    0
      ベアレン醸造所の嶌田(しまだ)です。
       
      水曜日は「いいでしょこれ!と自慢する」をテーマにベアレンの商品作りを紹介しています。
       
      今回からはベアレンの名物企画「頒布会」についてご案内します。
       
      頒布会、「はんぷかい」と読みます。一度の注文で、3ヶ月や6か月などの期間、コースで商品が届く販売方法のことを言います。お客さま側のメリットはコースで毎月商品が届く楽しみや贅沢、限定感、学びなどを得られ、しかもお得です。販売側とすれば、コースでお届けするため世界観を作りやすかったり、一度のご注文で3か月分の売り上げを得られたりするメリットがあるかと思います。

       

      〔2007年、一回目のウェブページ〕

      私は個人的にこの頒布会の企画が好きで、前職からいろいろと取り組んできました。私が頒布会を好きなのは、オリジナルの世界観を作れるからです。たとえば1年に10種類のビールをシリーズで造っても、かならずお客さまが全部買ってくれるかどうかわかりません。しかし、頒布会なら一度のお申込みでコースでお届けできるので、その世界観をもれなくお届けできます。

      ベアレンを立ち上げてからもいつかやってみたいと考えており、2007年に初めて企画してから毎年秋に企画しています。現在では限定数750口が早期に完売する人気企画になっています。(仕込の量の関係でこれ以上増やせない)

       

      頒布会企画のポイント、企画の裏側などを次週よりお伝えしたいと思います。きっと頒布会に興味なかった人にも興味を持ってもらえるのではないかと思います。そして、販売側にいる方には企画のヒントになればと思っています。


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      草原の風、薫るラガーというビールについて。

      • 2014.07.16 Wednesday   11:59
      0
        ベアレン醸造所の嶌田(しまだ)です。
         
        水曜日は「いいでしょこれ!と自慢する」をテーマにベアレンの商品作りを紹介しています。前回はこちら
         
        ベアレンとしては珍しい、味わいを連想させる商品名を付けた「草原の風、薫るラガー」ですが、このビールの特徴は何と言っても、「草原の風」と表現した独特の香りにあります。


         
        〔イメージ:ニュージーランドの草原〕

        この香りはネルソンソーヴィンというホップから来ています。このホップはニュージーランド産でまさに青草のような草原の風のようなさわやかな香りがします。白ワイン用ブドウのソーヴィニヨンブランのような香りとも表現されます。
         
        最近はこのように特徴の際立ったホップが次々と開発され、多種多様なビール造りに貢献しています。マンダリンの香りのするもの、シトラスの香りのするもの様々です。保守的に思えるドイツでもいろいろなホップが開発されてきています。
         
        そんなホップの特徴を表現し、この商品に「草原の風、薫るラガー」という名前を付けたのです。ホップの特徴を表現するという意味で、今回は試みとしてこのような名前を付けましたが、私は本来、作り手はあまり味わいや香りなどの表現を誘導するべきではないと思っています。そこは飲み手の自由に任せるべきで、表現は飲み手のものだと思っています。


         

        草原の風、と表現することでわかりやすくなった半面、草原の風、意外の表現を出しにくくなってしまったマイナス点があると思います。本来ならレモンのような香り、芝生のような香り、森の中の香り・・・いろいろ感じ方はあり、それがお酒の面白さでもあると思うからです。

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        水曜更新の記事: 『いいでしょこれ!』と自慢する
        木曜更新の記事: 『場』をつくる。まずやってみる
        金曜更新の記事: 前と同じことは繰り返さないこと
         
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        世界のビールの名前の付け方。

        • 2014.07.09 Wednesday   11:47
        0
          ベアレン醸造所の嶌田(しまだ)です。
           
          水曜日は「いいでしょこれ!と自慢する」をテーマにベアレンの商品作りを紹介しています。前回はこちら
           
          商品名の付け方についてのお話し、前回からの続きです。
           
          伝統的なビールの名前はだいたい、醸造所+ビールのスタイルというところが多いです。
           
          ヴァイエンシュテファン ヴァイスデュンケル


           

          というと、世界最古の醸造所「ヴァイエンシュテファン」が醸造所でかつブランドです。ヴァイスデュンケルがビールのスタイルですね。わかりやすい。どんなビールか名前からストレートに伝わってきます。
           
          新進のアメリカビールなどは、IPAなどスタイルを商品名にしているところも多いですが、ブリュードッグ デッドメタファーという名前になると、これだけではもうどんなビールかわかりません。このように新しい醸造所ではメッセージ性だったり、比喩的だったりする、一見、不思議な名前を付けるブルワリーも多いですね。
           
          こういったネーミングはセンスだなと思いますし、私に足りない部分かなとも感じます。マーケティング的な観点から言えば、私は否定的ですが。


           

          そんな中、今発売中の当社のビールに「草原の風、薫るラガー」というビールがあります。ベアレンとしては異例のネーミングですが、マーケティングとして商品名そのものをキャッチにするというのは一つの考え方だと思いますし、話題性にも使えます。味わいに特徴がはっきりしているビールだったので、このような名前を付けたのですが、どんなビールかは次週に譲ります。
           
          まずは飲んでみたい、と感じていただけましたらベアレン直営レストランにて。。。


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          ベアレンの商品名の考え方。

          • 2014.07.02 Wednesday   13:57
          0
            ベアレン醸造所の嶌田(しまだ)です。
             
            水曜日は「いいでしょこれ!と自慢する」をテーマにベアレンの商品作りを紹介しています。前回はこちら
             
            商品名の付け方についてのお話しです。
             
            ベアレンではほとんどの場合、ビールのスタイルをそのまま商品名にしています。スタイル、というのはちょっと馴染みのない言葉かもしれません。種類、と言ってもいいかと思います。このビールの種類、法律などできっちり定められているわけではなく、歴史的に緩やかに決められています。地ビール協会などがガイドラインとして定めたものはありますが、拘束力のあるものではありません。
             
            例えば、ベアレンのアルト。アルト、というのがビールのスタイルですが、これはドイツのデュッセルで飲まれているビールで、褐色の色合いで麦芽の風味が豊かで飲み口の良いビールです。アルトといえば、だいたいこんなビールを総称して呼ばれています。

             
            〔デュッセルドルフのシュリュッセルのアルト〕

            ヴァイツェン、ラードラー、ピルスナー、シュバルツ・・・みんなスタイルです。例外の一つにクラシックがあります。このビールのスタイルは、エキスポートまたはドルトムンターと言います。ドイツのドルトムントで飲まれるビールのスタイルで、かつて輸出が多かったこの地のビールは長期輸送に耐えられるようコクのあるビールが造られ、それがこのビールの由来になっています。

             

            エキスポートでは輸出用ビールと勘違いされるんじゃないかなどの意見からスタイルではなくクラシックと名付けました。けれど最近は原料も多様化し、技術も進歩し、従来のスタイルに収まらない様々なビールが造られるようになりました。
             
            そんな中、ベアレンでもスタイルでない名前を付ける必要性も出て来ています。次週はそんなお話を。

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