岩手県産のゆずで、ビールを造る。

  • 2014.06.25 Wednesday   18:32
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    ベアレン醸造所の嶌田(しまだ)です。
     
    水曜日は「いいでしょこれ!と自慢する」をテーマにベアレンの商品作りを紹介しています。前回はこちら
     
    岩手ゆずヴィット。というビールがあります。(酒税法上は「ゆず」がビールの原料に認められていないので発泡酒です)

     
    〔ただいま、直営レストランでお飲みいただけます。〕

    ヴィットとは、ベルギーで造られる白ビールです。オレンジの皮や、コリアンダーの種で香り付けをするのが特徴のさわやかで飲みやすいビールです。ヒューガルテン、という銘柄が有名ですね。
     
    ベアレンでは水以外の原料はほとんど輸入品に頼っています。入手しやすさや品質と価格のバランスを考えるとどうしても本場のものが増えます。しかし、地元に根差した取り組みをしているベアレンとしては岩手の原料を使ったビールを造れないものかと常に考えています。

     
    〔白っぽく見えるのは、冷凍保管しているため着いた霜です。〕

    そんな思考から生まれたのがこの、「岩手ゆずヴィット」です。
     
    岩手県三陸沿岸の一番南に位置する陸前高田市という街があります。ここでは日本での北限の産地になるゆずを栽培しています。当初は民家の庭先にぱらぱらと植わっていたものを特産にしようと計画的に取り組んでいます。「北限のゆず」として商標も登録されています。

     

    この存在を知った時、ベルギーのヴィットというビールはオレンジの皮で風味をつけるので、ゆずの皮でもできるんじゃないかな?と考えたわけです。
     
    実際にはゆずの香りを出すのはなかなか難しく、試行錯誤の繰り返しでしたがだんだんにいいものができるようになってきました。今は小さな設備で試験的に作っていますが、今年の収穫分では大きく作れればと考えています。
     
    ヨーロッパの伝統的な製法を尊重するというベアレンのスタンスは変えずに、柔軟に地元の素材も入れていく、それもベアレンらしいやり方の一つです。

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    ベアレンのヴァイツェンお話し。その2

    • 2014.06.18 Wednesday   11:24
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      ベアレン醸造所の嶌田(しまだ)です。
       
      水曜日は「いいでしょこれ!と自慢する」をテーマにベアレンの商品作りを紹介しています。前回のヴァイツェンの続きです。
      前回はこちら


       

      ヴァイツェンは小麦という意味であると前回お話ししました。
       
      言うならば小麦を使って造られたビールは全部、ヴァイツェンです。(ドイツ語ですからドイツスタイルの範囲での話ですが)ですので、ヴァイツェンと一言で言っても幅が広いです。いろんな言葉がくっついて派生したヴァイツェンがたくさんあります。
       
      ヴァイツェンデュンケル(濃色のヴァイツェン)
      ヴァイツェンボック(度数の高いヴァイツェン)
      クリスタルヴァイツェン(ろ過した透明なヴァイツェン)
      ・・・
       
      ですが、単にヴァイツェンという場合でもいろいろです。
       
      ヴァイツェンの一番の特徴は私は香りだと思いますが、俗に「バナナ香」と呼ばれるフルーティな香りが強いものや華やかさの落ち着いたグローヴ香の強いものなど様々です。味わいもすっきりした仕上がりから、まったりとコクのあるもの。色合いも薄い黄色から黄土色っぽい若干色が付いたもの、実に幅があるビールだと思うのです。



       
      ベアレンではそんなヴァイツェンの幅がある面白さを定番にしてしまって一つに限定したくなく、毎年夏と冬、年に二回、レシピを変えて発売しています。今回のヴァイツェンいいね〜、とか前回のが好きだったなあとかご意見を聞いて一喜一憂するのもまた、楽しみです。
       
      ビールの中でも一つのスタイルにこだわり、いろんな面をご提案していくのも私たちメーカーだからできることなのかなと思っています。
       
      いいでしょ、これ。ヴァイツェン飲みたくなったらこちら。
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      ベアレンのヴァイツェンのお話しです。その1

      • 2014.06.11 Wednesday   11:20
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        ベアレン醸造所の嶌田(しまだ)です。
         
        水曜日は「いいでしょこれ!と自慢する」をテーマにベアレンの商品作りを紹介しています。前回はこちら
         
        ヴァイツェン、というビールのお話しです。
         
        おそらく地ビールができたおかげで、日本人が知ることができたもっとも有名なビールがこのヴァイツェンではないかなと思います。ヴァイツェンとはドイツ語で「小麦」の意味。ビールは大麦で作られることが多い中、小麦を使ったドイツスタイルのビールをヴァイツェンと言います。最近はヴァイス(weiss=白の意味)と記載されていることが多いのですが、これはタンパク質を多く含む小麦は白っぽく濁ることに由来しています。白ビールと呼ぶ方が最近のトレンドのようですが、ベアレンでは「ヴァイツェン」です。


         
        〔小麦麦芽。右に少し見えるのが大麦麦芽、小麦の方が小さいです。〕

        ベアレンのヴァイツェン、人気投票でも第3位ととても人気のビールで、定番にしてほしいという意見も多いのですが、当社では夏と冬の年に2回の限定での発売をずっと続けています。
         
        ビールとは本来、いつでもどこでも安心して同じ味わいを低価格で楽しめる、これが魅力の一つだったと思います。少なくとも20年前までの日本ではそうだったと思います。そこに地ビールが登場して多種多様な味わい、価格のビールが登場し、ビールの世界もぐっと面白いものになってきました。


         

        それもパッケージが金ピカになっただけのようなあいまいな違いではなくて、あきらかに誰でも違いの分かる差別性が出てきて面白さが拡大したのだと思います。なので、私はなるべくその画一性から離れたところでビールを造り、その面白さを伝えていきたい。そう考えてきました。
         
        そこで、ベアレンのヴァイツェンですが、続きは次週に・・・


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        美味しいお酒、ってどんなお酒ですか?

        • 2014.06.04 Wednesday   11:15
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          ベアレン醸造所の嶌田(しまだ)です。
           
          水曜日は「いいでしょこれ!と自慢する」をテーマにベアレンの商品作りを紹介しています。
           
          皆さんにとって「良いお酒」とはなんですか?「美味しい」という答えはダメですよ〜人それぞれですからね、美味しさは。飲みやすい、とかコクがあるとか・・・いろいろだと思います。色々がいいです。
           
          私にとっての「良いお酒」は「余韻」を感じるお酒です。飲みこんだ後、ふわーっと戻ってくる後味、余韻、それが心地よい、うっとりするようなお酒が大好きです。ビールもそうだと思っています。
           
          今、発売中の(もう残りわずかですが)コローニアというビールがあります。


           

          ベアレンが11年前の創業時に初めて造ったビールで、ドイツのケルンで飲まれているケルシュというスタイルのビールです。本場ではシュタンゲと呼ばれる円柱型の小さなグラス(200mlくらい)で何杯もお代わりして飲む「わんこビール」です。ケルシュはビールでは唯一、原産地呼称が保護されているビールですのでケルン以外で作るビールにケルシュは名乗れず、ベアレンではケルンのかつての名称であるコローニアを商品名にしています。


           

          そんな飲み方にぴったりの味わいは軽やかで飲み口の良いすいすい飲めちゃう味わいのビールです。ベアレンのコローニアもそんな味わいをうまく表現していて、極端な話ですが飲むと「あれ?今俺飲んだ?」と感じてしまうほど、するっと入ってしまう大変飲みやすいビールです。
           
          けれど、飲みこんだ後にくる、ふわっとした余韻がいいんですよね。また次の一口が飲みたくなる。ビールの醍醐味ってこんなところにもあるなあと思うビールです。
           
          いいでしょこれ?ぜひ、コローニア、飲んでみてください。
          http://baeren.jp/11th


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          ハナビール、いいでしょこれ!

          • 2014.05.28 Wednesday   11:04
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            ベアレン醸造所の嶌田(しまだ)です。
             
            水曜日は「いいでしょこれ!と自慢する」をテーマにベアレンの商品作りを紹介しています。ベアレン初のコラボビール「ハナビール」についてご紹介してきましたが、今回でまとめます。
            前回はこちら
             
            ハナビールは今年3年目。ハナビール・プレミアムとしてラベルも一新、昨年を大幅に上回る見込みを立てて好評販売中です。ハナビールのファンの方も増え、フェイスブックにはI love Hanabeerというページもあるほどです。これも私たちだけではなしえなかった広まりで、コラボ商品の効果と言えるでしょう。


             

            この夏には、首都圏を中心に80店以上を展開されている英国風パブHUBさんに採用されるほか、7月にはローソンさん(中部から東北)でも取扱いが決まっています。これも私たちだけではできなかったことです。ハナビールからベアレンを知って、他のベアレンのビールにも興味を持ってもらうケースが増えています。
             
            今年もLIGHT UP NIPPONは、8月11日に被災地各地で花火を打ち上げます。8月11日と言えば、再来年から祝日になることが決まりましたね。まさに彼らの活動を後押ししているようです。8月11日には私たちも花火会場の何カ所に赴き、花火大会を応援しながらハナビールを販売していると思います。


             

            コラボ商品は両社の人間関係を育みながら、成功するには意義、熱意、ストーリー、コミュニケーションが大切だとご紹介してきましたが、その果実は売上だけにとどまらず多くのことをもたらしてくれることを私は改めてこの商品で学びました。これからも継続してこの世界を広めていければと願っています。
             
            LIGHT UP NIPPONについてはこちらをご参照ください。
            http://lightupnippon.jp/
             
            ハナビール・プレミアムはこちらのページでお求めいただけます。
            http://baeren.jp/hanabeer

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