社長賞の副賞は・・・

  • 2014.12.01 Monday   11:33
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    ベアレン醸造所の嶌田(しまだ)です。
     
    月曜日は「遊びにもきちんとルールを設ける」と題してベアレンのルールをご紹介しています。
     
    前回からベアレンのアワードについてご紹介しています。
    前回はこちら
     
    副賞を贈るための賞と言っても過言ではない、とベアレンのアワードを紹介しました。ベストベアレニスト賞だけはベアレンのブランディングのため、後から作った賞ですのでまずは社長賞と専務賞についてご紹介したいと思います。
     
    社長賞は言葉の通り社長が選ぶ、その年に最も活躍した人に贈られます。



    〔昨年受賞のビアバー中ノ橋の町屋はどこへ行くのか・・・〕
     
    副賞は海外研修旅行です。何度もご紹介していますが、ベアレンは伝統的なビールの本場、ヨーロッパのビール文化を尊重しています。最近、ビールの本も増えましたが、まだまだ現地に行かないとわからない情報はたくさんあります。実際に現地へ行って、お店やブルワリーを巡ってくることによって仕事のヒントを得たり、本場を体感することによって知識を確固たるものにしたりすることができると考えています。
     
    また、研修旅行は基本的に一人ですので、事前に入念に下調べをしないといけません。これが勉強になります。私の場合も訪問する街の地図が頭に入るほど、しっかりと下調べをしてから行きます。



    〔オーストリアンの修道院ビール、エンゲルスツェルにて〕
     
    直近の例ですと2013年にツカサが社長賞でドイツとオーストリアへ行ってきました。まだ日本には紹介されることが少ない、フランケン地方やオーストリアの小さな作り手を回ったりその併設のパブで飲んだりと貴重な体験をしてきました。
     
    こういった数々の経験が仕事に役立っていることは言うまでもありません。次週は専務賞についてご紹介します。


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    *WEBマガジン*
    <ベアレンのインナーチャイルド・マーケティング>
     
    <インナーチャイルド・マーケティング>は、毎日更新のウェブマガジン。
     
    子供心を大切に、好きなことを一生懸命に楽しみ、その共感の輪を
    広げるという仕事術。私たちの職場のクチグセにあわせて毎日更新中。
     
    月曜更新の記事: 遊びにもきちんとルールを設ける
    火曜更新の記事: 『この指とまれ』で仲間を増やす
    水曜更新の記事: 『いいでしょこれ!』と自慢する
    木曜更新の記事: 『場』をつくる。まずやってみる
    金曜更新の記事: 前と同じことは繰り返さないこと
     
    岩手の地ビール「ベアレン醸造所」は、うまいビールで食卓をハッピーに!
    を合言葉に、岩手県盛岡市で本格ドイツスタイルビールを造っています。
    http://iwatebeer-de-happy.com/
     
     

    ブルワリーパブThe Queen's Headへ

    • 2014.11.28 Friday   11:57
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      ベアレン醸造所の嶌田(しまだ)です。毎週火曜と金曜はロンドンパブ巡り報告をお送りしています。
      前回はこちらより
       
      BEST PUB IN LONDON」という看板に惹かれて、お店を見るとここも外まで人があふれる盛況ぶり。迷わず、お店の扉を押しました。
       
      もちろん、店内も大混雑です。



       
      The Queen’s Head、というお店です。メインだろうと思われるペール・エールを頼みます。
       
      これが何とも苦い!あまり苦いビールが得意でない私は、結構飲むのに苦労しました。壁を見るとここでビールを造っていますとの文字が。ブルワリーパブだったのかと納得。イギリスもクラフトビールはホップバランスなんだなと再認識しました。



       
      けれど、その割にお客さまはビールをあまり飲んでいません。ワインやジントニックのようなカクテル、みんなそれぞれです。これもお国柄なのでしょうか。



       
      この日はここで終了。まだ喧騒残るロンドンの街をふらふら歩きながらホテルへと戻ります。
       
      ちなみにロンドンのホテルはとても高いです。1泊2,3万は当たり前。なんとか探しまして1泊1万円ちょっとのホテルを見つけましたが、とても狭くてベッド以外のスペースはほとんどありません。
      そして朝食はパン、ハム、チーズとごくごくシンプル。
       
      けれど、6つの地下鉄が通るキングスクロスセントパンクラス駅のすぐそばでしたので、交通の便が大変良くこれは助かりました。
       
      時差ぼけのせいか、深夜3時ころに目が覚めてしまいました。外ではまだ騒いでいる若者の大声が聞こえます。明日は初めてのロンドン市内巡り、毎週金・土曜に開催さているというマーケットに行く予定です。


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      ベアレンが最初の決めた決まり。

      • 2014.11.27 Thursday   11:19
      0
        ベアレン醸造所の嶌田(しまだ)です。
         
        木曜日はベアレンの「場づくり」のお話し。ベアレンの地元重視戦略についてお話ししています。
        前回はこちら
         
        ベアレンの創業時、創業メンバーはビールを造って売る、それしか考えていませんでした。お恥ずかしい話、経営理念も就業規則もありませんでした。いかにうまいビールを造って、いかに多くの人にそれを届けるか、そればかり考えて昼夜を忘れてがむしゃらに突っ走っていました。



         
        でも、そんな中でも創業メンバーで決めていたことがあります。それは、「ヨーロッパの伝統的なビールを尊重する」というものです。ベアレンのビールはどういうビールであるべきか、ということはしっかり最初に決めていたのです。
         
        ちなみに、前回お話ししたアメリカ発のクラフトビールは、ホップを多用しホップのキャラクターを前面に出したスタイルで、伝統的なスタイルに比べると新たなスタイルと呼べるものです。
         
        なぜ、ベアレンはヨーロッパの伝統的なビールを尊重しようと思ったのか、それはそういったビールに私たちがインスパイアされてきたというのもありますが、そういった存在になりたいという思いがあったからです。
         
        ビールはビール工場の煙突の見えるところで飲め



        〔世界最古の醸造所ヴァイエンシュテファンの煙突〕
         
        とはドイツに伝わる言葉です。つまり、ビールはできたところで飲むのが一番、という訳です。
         
        ビールは本来、ワインやウイスキーに比べると長期輸送や長期保存に向く飲料ではなく、作られた場所で脈々と飲まれ続けてきた背景があります。そうしてその現場での文化を醸成してきたのです。私たちはその存在に大きな憧れを持って、この会社を設立しました。
         
        私たちもあんなビール会社になりたい。それがベアレンの第一歩だったのです。


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        プロジェクトのキックオフはベアレン流で。

        • 2014.11.26 Wednesday   11:57
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          ベアレン醸造所の嶌田(しまだ)です。
           
          水曜日は「いいでしょこれ!と自慢する」をテーマにベアレンの商品作りを紹介しています。
          前回より、今月新発売しました「イングリッシュ・サイダー」の商品作りについてご紹介しています。
          前回はこちら
           
          若手スタッフ3名を指名し、私を含めて4名でサイダー開発プロジェクトを発足させました。
           
          5月、そのキックオフミーティングでは、本場英国のサイダーはもちろん、フランスのシードル、国産大手のシードルや地元のワイナリーのシードル、過去に当社が作ったサイダーなどこれでもかとりんごのお酒を集めて、それらを飲みながらのブレーンストーミングを行いました。



           
          飲みながらミーティングするところがベアレンらしいところ。ちゃんと議事録も取っていますし、みんな正気ですので、ブレーンストーミングみたいな時には効果あります。でも、メリハリつけることが大事ですね。ダラダラとやってはいけません。
           
          2時間以内で切って、「はい、ミーティングはここまで。あとは飲もう!(それまでも飲んでいますが)」手帳も下げてしまいます。そのあとも結局、サイダーの話はしているんですが・・・



           
          私は量を飲むということはお酒を知る上で大切なことだと思っています。ちょっとなめたくらいではわからないお酒の味わいってかなりあります。特にビールは量を飲むお酒ですのでなおさらです。サイダーのキックオフでもこれだけの量を一気に飲んだことでそれぞれの特長や違いがかなり明確にわかり、実りある場でした。
           
          そうして考えや方向性を共有していき、次に具体的なマーケティング・ミックスを取りまとめる作業に入っていきます。


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          英国男子はやっぱり紳士だった。

          • 2014.11.25 Tuesday   12:10
          0
            ベアレン醸造所の嶌田(しまだ)です。毎週火曜と金曜はロンドンパブ巡り報告をお送りしています。
            前回はこちらより
             
            ロンドン初日の3件目、「The Lamb」でちょっとした事件がありました。
             
            私は一人ですので、店内を見回し空いている席でちびちびやっていると、若者4人グループが来てここの席いいですか?と聞いてきます。どうぞとゆずって相席になります。
            座る時に1人から「ドウモアリガトウゴザイマス」と日本語で言われてびっくり。日本人だと、どこで分かったんでしょうね・・・
             
            同席の英国人の若者は大変盛り上がっています。店内は大変混んでおり、みんな席を求めてうろうろしています。そんな中、一人のおばあちゃんが急に私らの席の横にあるベンチに座って、ガクッとうなだれてしまったんです。酔っているのかなあ、なんてみていると急に同席の若者たちが立ち上がって、そのおばあちゃんに寄って行ったんですね。



             
            水をもらってくる者、声をかける者、その機敏なことと言ったら。。。結局、たいしたことなくておばあちゃんもすぐに復活して帰って行ったのですが、英国紳士の一端を垣間見た気がしましたね。他でも電車ではすぐに席を譲るし、ドアを次の人のために支えていたり、みんな笑顔で親切に対応してくれたり、英国人の好感度私の中ではかなり高くなりました。





             
            さて、そんなLambも出て今日、予定していたお店は終わったんですが、ちょっと飲み足りなく街をぶらぶら。すると挑発的な看板、そしてまたまた外まであふれるほどの大盛況のお店が目に留まりました。
            これは行ってみるしかない!と4軒目のパブのドアを押したのでした。


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